みんなで足並み揃えて前進だ!
長い胴体と無数の足が特徴の百足は、その独特な見た目から苦手な人もいるかもしれませんが、実はとても縁起の良い希少な虫のひとつです。
もっとも有名なのが、戦国時代の武将である武田信玄が、百足が前進しか出来ないことから、ひるまずに前へと空き進むシンボルとして好んだ逸話ではないでしょうか。
この決して後退しない勇気もさることながら、無数の足を動かす様子が、大勢の部下が足並みを揃えることにも似ていることも、好まれた理由のひとつです。
夢占いでも、この武将が惚れ込んだ勇ましい象徴がそのまま反映されています。もしかしたら、周囲の人と一丸となって偉業を成し遂げる日がやってくるかもしれませんね。
それでは今回も、未来へ向かって力強い一歩を踏み出せそうな良い夢の例、まさかの後退を余儀なくされそうな悪い夢の例、のそれぞれをご紹介します!
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百足の夢が意味する良い例
●百足を捕まえる夢
困難を突破する良いアイデアが得られるかもしれません。
また冒頭の内容の通り、百足は単に「勇気」だけでなく、周囲と足並みを揃える「協力」も象徴しています。
もしかしたら、バラバラだったチームをまとめることが出来るかもしれませんね。
●襲ってくる百足を退治する夢
ここ最近、チーム同士で何かを争うことがなかったでしょうか?
もしかしたら、集団で勝ち目のない相手を打ち負かすことが出来るかもしれませんよ。
また百足同士で戦う様子を見た場合は、グループ同士で対立することを表すので注意しておきましょう。
●百足が獲物を捕らえる夢
周囲との連携が思わぬ成果を生み出すことを意味します。
現実の世界でも、どんな相手にも好戦的な百足ですが、捕らえる獲物が大きいほど、手に入れる成果も大きいとされています。
また前途の項目でも触れたように、百足同士で戦う夢はグループ同士で争うことを表します。
●百足を食べてしまう夢
頼もしい助っ人登場の暗示です。
食べたことで元気を取り戻す夢なら、仲間と協力することで困難を乗り越えることも夢ではありません。
また百足を食べることを勧められる夢だった場合は、勧めた人物を詳しく思い出してみましょう。その人物が、今後の展開に欠かせないキーマンとなる人物かもしれません。
関連する食べる夢の夢占いのページも合わせてご覧ください。
ひるまずに前進する姿から戦国武将に好まれた百足ですが、七福神の一人である毘沙門天(多聞天)の眷属であったことも理由のひとつです。
ちなみにこの毘沙門天は武神としてのイメージが一般的ですが、他にも武芸の神や財運をもたらすありがたい存在として知られています。
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百足の夢が意味する悪い例
●百足に噛まれる夢
チーム内で衝突が起こるかもしれません。
勇気と協力の象徴である百足に襲われる光景は、集団内での不和や、組織立った争いに巻き込まれる、などを表しています。
一方、百足に噛まれる夢は金運上昇と解釈されるケースがありますが、これは正確には血が流れる夢が、エネルギーが溢れ出すことに由来しているためであり、必ずしも百足に噛まれる夢が金運アップとは限らないので注意しておきましょう。
●百足を逃がしてしまう夢
思うように前へ進めない悩ましい心の様子を表しています。
もしかして、既にこの夢が指す緊張を伴う出来事などに心当たりはないでしょうか?
あくまでこの夢は、勇気を振り絞れない心を投影したに過ぎません。勇気を出して一歩を踏み出してみては?
●百足が死んでしまう夢
周囲との足並みがいまひとつ揃わない状況を表しています。
学校や職場で、周囲との連携が上手く機能していない、と感じる出来事がありませんでしたか?
もしもピンとくる何かに心当たりがあるなら、コミュニケーションを上手くとりながら、早めに状況を立て直す必要がありそうです。
●百足が後退する夢
順調だった流れが急激に変化する前触れです。
百足の場合は協調性を重んじる傾向があるため、チームで行う作業に抜かりがないかチェックしておいたほうがよさそうです。
ちなみに、この魚が空を飛ぶ、などの本来の生態からはあり得ない光景の夢は、吉凶が真っ二つに分かれる夢でもあります。
どちらに転ぶかは分かりませんが、念のため用心しておきましょう。
ひるまずに前進することから勝負事に強い縁起物ともいわれる百足ですが、必ずしも全ての夢が吉兆を表すとは限りません。
同じ協調性を重んじる蟻(あり)や蜂(はち)の夢と同じく、時には厳しすぎる協調性が不和を生むケースもあります。
悪い夢の代表的な4つの例も、連携が上手く機能しない、という点に加えて、このいきすぎた協調性による弊害を考慮に加えておくといいでしょう。
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