火・炎の夢

火・炎の夢の夢占い

燃え盛る炎は高まる情熱の心の表れ?それとも生まれ変わる予兆?

夢占いのおける火は、多種多様な象徴を含みますが、主に「再生」「高揚」「情熱」などを表しています。

時には体を暖める穏やかな力、またある時は全てを焼き尽くす業火となるなど、火が見せる一面は状況によって大きく異なります。そのため、他の四大元素である風、水、地と同じように一概に吉凶を判断することは難しく、夢で起こったシチュエーションと印象が夢を読み解く重要なポイントであると言えます。

例えば、暗い場所を照らす松明を見つけたり、凍えそうな寒さを防ぐ暖炉の火など、ポジティブな役割を果たす火が登場する夢の場合は、停滞していた状況を活発になることを暗示しています。火は「勇気」や「躍動」などのアクティブな意味合いも強く、その力は強大です。宝くじ当選や金運アップなどを表すとされる火事の夢も、火が象徴する強力なエネルギーが状況を一変させることに他なりません。
燃え盛る炎を眺めて気持ちが高揚する夢だったなら、周囲の状況だけでなく、あなた自身の心にも情熱の火が灯るでしょう。

それでは今回も、良い夢・悪い夢の代表的な例を見ていきましょう!

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火・炎の夢が意味する良い例

●火を灯す夢

暗い場所で火を灯す夢なら、状況が好転すること、または知られざる秘密を暴くこと等を暗示しています。

火には様々な象徴が含まれますが、灯りとして使用する夢の場合は、先行きの見えなかった道筋を希望の光が照らすことを表しています。明るくなった場所で目にした印象的な存在が、これかの進展に深く関連することになるでしょう。足元に意外なアイテムが落ちていることに気付いたなら、そのアイテムが今まで見落としていた状況を打開するヒントを教えてくれるでしょう。

また誰かが火を灯してくれる夢なら、その人物の顔をしっかりと思い出してみましょう。暗闇の中でもがくあなたを救い出す協力者となるはずです。

●火をもらう夢

減退していた意欲を奮い立たせる力が分け与えられることを意味します。

松明や蝋燭(ろうそく)の火を分けてもらう夢は、火が象徴する情熱の力が伝染することを表しています。火を分けてくれた人物が友達や職場の知人なら、興味深い話題を提供してくれるでしょう。

逆にあなたが火を分け与える夢は、与えるだけの躍動するエネルギーを持っていることを指すため、もらう夢と同様の解釈となります。ただし、自分で火を起こす・焚くなどした炎の場合は、関心を強く惹きつける存在を発見することを意味します。火は高まる愛情の意味合いもあるため、理想のお相手との出会いも夢ではありませんよ?

●炎に焼かれて死んでしまう夢

穢れを払い、新たな自分へと生まれ変わることを意味します。

火炙りとなって命を落とす夢は、火が象徴する「再生」の力を借りて変貌を遂げる予兆です。再生の意味を持つ夢は幸運ではあるものの、これまで抱いていた価値観を大きく揺さぶることが多々あるため、一時的に大きな混乱を経験する可能性が高い夢でもあります。もしも絶望を味わうような出来事が降りかかっても、希望を捨てずに乗り切りましょう。

ただし、火に焼かれて火傷をする程度であれば、調子に乗って大失敗を犯すことを暗示しているので注意しておきましょう。

関連する火傷の夢占いのページもご覧ください。

●自宅が火事になる夢

私生活で大きな変化を体験する暗示です。

宝くじが当たるなどの金運アップに定評のある火事やボヤの夢ですが、必ずしも棚ぼたな収入が得られるとは限りません。とは言え、火そのものが「再生」「躍動」など、状況を大きく変えるエネルギーを持っていることはたしかであり、管理人の周囲でも、火事の夢が幸運を運んできた例を耳にしています。その幸運を手にした例を並べてみると、幾つか共通点がり、炎の勢いが強いほど大きな幸運が期待できるようです。

また燃える自宅と共に、あなた自身も炎に焼かれてしまう夢なら、これまでの人生観を一変させる出来事を経験することになりそうですよ。

関連する火事の夢占いのページもご覧ください。

●火の鳥(フェニックス)が登場する夢

困難を乗り越え、新しい価値観に目覚めることを予兆しています。

火の象徴のひとつである「再生」の体現者でも火の鳥が現れる夢は、苦しい試練があなたを新しい価値観へと導くことを意味する吉兆を告げています。
通常の火の夢と異なり、火の鳥が登場する場合は、予め苦境にあることが多いとされています。すぐにピンとくる状況にいるなら、もうじき状況を一変する出来事が起こるかもしれませんよ。

また火の鳥が輝く炎に包まれながら大空を飛ぶ姿を見れたなら、この試練を乗り越えたことで大きな成長を遂げることを意味します。また何らかの疾患に悩まされているなら、体調が回復することを予兆する場合もあります。

火は「再生」の象徴であることから、状況が好転することを意味しますが、その過程は必ずしも穏やかであるとは限りません。

状況を一変させるだけの強力な火のエネルギーは、産みの苦しみとも言える苦痛を与える場合があります。同じ自然の力である雷に打たれる夢も再生を意味しますが、火の夢と同じく一時的に苦痛や混乱をもたらす場合が多々あります。

また火の鳥の夢の項目でも触れましたが、状況が好転する条件として、予め困難な状況に立つことを同時に表します。特に不自由な状況にないなら、これから試練と再生を同時に経験するかもしれないので心の準備をしておいたほうがいいでしょ。

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火・炎の夢が意味する悪い例

●火が消える夢

意欲的だった物事に急に関心を失ってしまうかもしれません。

情熱や躍動を象徴する火が消えてしまう夢は、夢の光景の通り情熱を失うことを意味します。火が消えてしまって周囲が真っ暗になってしまう夢なら、進路を見失ったり、突然の別れなどを経験するかもしれません。

またコンロの火が消えてしまって料理が出来ない夢の場合は、受け取る情報から重要な部分を引き出せなったり、意欲が沸かないことを意味します。クリエイティブな仕事をしている方の場合は、一時的にスランプを経験する場合もあるため注意しておきましょう。

ただし、火が消えても周囲が明るい、または特に差し支えない、と感じる夢なら、高揚する気分を落ち着けることを指すので、特に問題はないでしょう。

●火をかきたてる夢

怒りが爆発しそうな時間を過ごすことになるかもしれません。

相手を挑発したり、無理やり発破をかけることを揶揄する「火に油を注ぐ」の意味をそのまま体現した夢です。あなた自身が火をかきたてたり、炊きつける様子なら、誰かの逆鱗に触れて思わぬ反発を受けるかもしれないので要注意です。

また燃え盛る炎からドス黒い煙があがる様子を見たなら危険信号です。あなたに落ち度はなくとも、揉め事に巻き込まれるかもしれないので対人トラブルにはくれぐれもご注意を!

●熱さを感じない火の夢

形だけのやる気や、見せ掛けの情熱を表しています。

火は勢いよく燃えているのに、食べ物が焼けない、または周囲に燃え移る様子がない、などの夢は、一見すると意欲的に取り組んでいるようで、実はそうでもないことを表しています。夢に登場した人物から、火が熱くないことを指摘される夢なら、その心持ちを見透かされることを暗示しているので注意しておきましょう。

またこの夢には幾つか他の解釈もあり、怒りに燃える人物に対する勘違いや、再生に至る一時的な混乱が軽減されることを表す場合もあります。

●火を吹き出す夢

そのまま誰かの服を燃やしてしまったり、火事を起こしてしまう夢なら、対人面で激しい摩擦を経験する暗示です。

口から何かを吹き出す・吐き出す夢は、その象徴の発端となる言葉を発することを意味します。例えば虫を吐き出す夢なら、小言や愚痴を口にすることを意味します。
つまり火を吹く夢は、相手の怒りを誘発するような言葉を発したり、大袈裟な言葉で周囲を煽る姿を投影している夢と言えます。

火そのものは浄化と再生を含むため、実際には火に焼かれた相手の価値観を変える幸運な場合もありますが、一時的に混乱を生じさせることにもなりそうなので、しばらくは軽率な発言に注意しておきましょう。

火は状況を活発にするエネルギーそのものであり、火によって暖められた存在は、当然ですが活発化された範囲を表しています。そのため火の勢いが強すぎる場合は、暖められた存在が象徴する何かが暴走することを意味します。

例えば、熱湯の場合は、水がコミュニケーションや連絡を象徴しているため、言葉のやり取りがいつも異常に白熱することを意味します。適度な温度なら問題ありませんが、熱いお湯で火傷してしまう夢なら、議論がヒートアップして思わぬ衝突を起こすことを暗示しています。また同じ四大エレメントである風に熱が混じった熱風が吹く夢も、周囲の喧騒に翻弄されることを意味します。

また地のエレメントとの組み合わせである溶岩が流れる夢は、基盤を意味する立ち居地に変化が起こることから、今現在の社会的なポジションに変化が生じることを暗示しています。ただし、目標の象徴である山とセットで溶岩が流れる光景は、夢に向かって努力する心を突き崩すアクシデント発生の予兆なので要注意!

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